腰痛が治らないのは治療院選びを間違っているせいかもしれません！

腰痛は日本人にとって国民病とも言える症状で、全国で2800万人もの方が、何らかの腰痛に悩まされているという調査結果もあります。

特に男性にとっては、腰痛が健康上1番の悩みとなっているそうです（女性では2番目の悩み）。ちなみに、腰痛によって生じる経済的損失は、年間6兆円にも上るというデータもあります。

腰痛になると日常生活に支障をきたすことがあるだけでなく、趣味のスポーツやお出かけを楽しむこともできなくなります。では、なぜ腰痛がなかなか治らないのでしょうか。それは、治療院選びを間違っているからかもしれません。

腰痛がある場合にみてもらう候補に挙がるのが整形外科と整骨院・接骨院、そして整体やカイロプラクティックなどです。

腰痛が起こった場合、通常は整形外科でレントゲンやMRIなどを撮ってもらい、湿布や痛み止めで症状の緩和を図ることが一般的です。

なぜなら、日本整形外科学会および日本腰痛学会が策定する「腰痛診療ガイドライン」において、薬物療法が強く推奨されているからです。

ですが、湿布や痛み止めは症状を感じなくさせるためのものであり、腰痛の原因を根本から改善するものではありません。

腰痛を持っている方が第2の候補として挙げるのが整骨院・接骨院です。整骨院・接骨院では健康保険を使えるため、自己負担額が少ないというメリットがあります。

ですが、整骨院・接骨院が施術対象としているのは、明らかな原因がある直近のケガです。腰痛に関しては、ぎっくり腰のような急性腰痛しかみてもらうことができません。

また、整骨院・接骨院では症状が出ている場所に対する施術を中心としているため、腰痛の原因が他に合ったとしても、保険施術ではみることができないのです。

最後の候補として残るのが、自費で施術が受けられる整体院やカイロプラクティックなどです。整体院やカイロプラクティックでは症状の原因に着目し、症状の根本的な改善を目指しています。

ただし、整形外科や整骨院・接骨院の施術者はそれぞれ医師免許と柔道整復師という国家資格を持っていますが、整体院やカイロプラクティックは無資格でも行えるため、施術所ごとに施術レベルや医学的知識にばらつきがあります。

このように、整形外科や整骨院・接骨院、整体院やカイロプラクティックにはそれぞれ一長一短があります。そこで、施術所ごとにどのような腰痛をみてもらうことがおすすめなのかについてご紹介します。

整形外科でみてもらうことがおすすめの腰痛は、骨の異常がみられるタイプの腰痛です。特に馬尾型の腰椎椎間板ヘルニアを発症しているような場合、速やかに治療を受けることが重要です。

整形外科ではレントゲンやMRIといった画像診断を行っているため、骨や神経の異常がみられる腰痛は特異なカテゴリーと言えます。

逆に、整形外科が苦手としている腰痛は、画像診断で原因が分からない腰痛（非特異的腰痛）です。筋膜や筋肉の緊張などによって腰痛が起こっていても、画像に映ることはないため、対症療法（湿布や痛み止め）が行われるのです。

ただし、腰痛全体のおよそ8割が非特異的腰痛に分類されるため、整形外科で改善が期待できる腰痛はほんの一部ということになります。

整骨院・接骨院では、明らかな原因がある直近のケガに対して、健康保険を利用した施術が受けられます。つまり、ぎっくり腰などの急性腰痛を発症した場合、ひとまず整骨院・接骨院でみてもらうことがおすすめと言えます。

逆に、長年続いているような慢性腰痛に関しては、保険が適用されません。また、腰椎圧迫骨折などが疑われる場合は、整形外科で検査をすることが一般的です。

つまり、整骨院・接骨院で診てもらえる腰痛は、腰椎捻挫として扱えるぎっくり腰（急性腰痛症）だけということになります。

整体院やカイロプラクティックでは健康保険が使えない代わりに、施術範囲に関する制限がありません。

腰痛がなぜ治りにくいかと言うと、腰痛の根本的な原因を取り除いていないからです。そして、腰痛の原因が腰に存在することはむしろ少数例なのです。

整体院やカイロプラクティックでは、全身のバランスやその方の身体の使い方などを確認し、症状の根本的な改善に取り組んでいます。

整体院やカイロプラクティックが苦手とするわけではないのですが、ぎっくり腰に関しては自費施術で出来ることが少ないため、整形外科や整骨院・接骨院でみてもらった方が安価で済むと言えるでしょう。

腰痛にはいろいろなタイプがあるのですが、ぎっくり腰（急性腰痛症）や明らかな原因がある腰痛（ヘルニアなど）を除けば、整体院やカイロプラクティックで施術を受けることがおすすめです。

安いからという理由で治療院を選んでも、腰痛の原因が取り除かない限り、「また明日来てください」と言われ、週に何回も通わなければなりません。

広島メディカル整体院の院長は、柔道整復師や鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の資格を持っているので保険診療もできるのですが、あえて整体という手段で腰痛の改善に取り組んでいます。

なぜなら、画像診断や保険診療には限界があることを、長年の施術経験で知っているからです。また、実際に整体の施術を行った方が、明らかに腰痛の改善がみられることも分かっています。

「腰痛は治ることがない」「一生付き合っていくしかない」…そのような考え方はいったん忘れていただき、当院の施術で快適な日常を手に入れてください。